知的財産原論

専門科目

基礎・理論

S

1Q

水

7限

高瀬 亜富

80名

1単位

コンテンツビジネスにおける「ライツ」には、著作権、商標権等の知的財産権のような財産的権利にとどまらず、肖像権、プライバシー権、名誉権、パブリシティ権といった人格的な権利も含まれるため、その全体像を把握し各権利の内容を理解するだけでも決して容易ではない。よって、本講義では主にケーススタディ方式で、時にはディスカッションあるいは、ワークショップ等も織り交ぜながら、より具体的なイメージをもって「仮想体験」としてコンテンツビジネスにおける「ライツ」の概要を把握し、理解してもらうことを目的とする。

（1）著作権法の基礎を理解し、習得することができる。
（2）知的財産に関する契約の基礎を理解し、習得することができる。
（3）具体的な事例を通じて、映画、音楽、出版、ゲーム等のコンテンツ領域において発生する「ライツ」の全体像を把握し、各権利内容を理解し、習得することができる。

著作権、著作隣接権、著作者人格権、コンテンツビジネス、ライツ

コンテンツビジネスと著作権法

コンテンツビジネスにおける著作者・著作権者、著作隣接権等について把握する。

遠隔授業

コンテンツビジネスと著作権法以外の知的財産法制

コンテンツビジネスにおける商標権、意匠権、パブリシティ権、不正競争防止法による保護等について把握する。

遠隔授業

映像系コンテンツにおけるライツ

映像系コンテンツ（映画、放送番組、ゲームなど）の企画段階で処理すべき権利内容を理解する。

遠隔授業

映像製作スキーム

映像系コンテンツの製作スキーム（製作委員会方式など）を踏まえて、「ライツ」の発生や運用方法を理解する。

遠隔授業

音楽系コンテンツにおけるライツ

音楽系コンテンツにおける「ライツ」の基礎を理解する。

遠隔授業

出版系コンテンツにおけるライツ

出版系コンテンツにおける「ライツ」の基礎を理解する。

遠隔授業

インターネットコンテンツにおけるライツ

インターネットやSNSなどにおける「ライツ」の基礎を理解する。

遠隔授業

「ライツ」の最新トピックスに関するワークショップ

最新の紛争事例や法改正の動きについてグループワークを行うとともに、講義全体の総まとめを行う。

遠隔授業

講義形式

5段階評価（S〜D）
（1）参加態度（講義中の意見表明・質問等の発言回数や発言内容、毎回のFSのコメント）（40％）
（2）授業内試験（60％）

なし

なし

「プロデューサーカリキュラム」（経産省／UNIJAPAN）等。
その他、別途事前に指定する資料。