32610001

レイアウトデザイン I 【ｾｯﾄ履修】

2025年度3Q(後期)

演習

グラフィック

阿部 文香

2〜3

2.00単位

金曜5限、金曜6限

レイアウトデザインIでは、レイアウトデザインの画面を構成する「要素」に着目し、構成要素をひとつひとつ見ていくことで、レイアウトにおける基礎知識と基本的な感覚を作ります。
授業は、講義・演習・フィードバックの3つを基本として進行します。
演習では、手作業での実技演習を授業内で行います。
手作業で演習を行う事で、物の大きさや距離感に対する感覚、スケール感を養いながら、並行して知識を身につける事でレイアウトに対する感性の解像度を高めます。

下記の2点を目標とします。
・平面上のレイアウトデザインに対しての基本的な理解を深め、設定されたテーマやコンセプトに対して狙いどおりに美しく表現できるようになること
・平面上のデザイン作品を観察する際に、ただ漠然と見るのではなく、構成要素を抽出して成り立ちを分析できるようになること。

出席率70%、課題提出率70%以上の者を評価対象とする。

期末試験は行わない。

授業の中で小さい課題を1〜2点ずつ出題する。基本的に授業内で終わるものとする。

レイアウトデザインとは／その変遷と平面構成
「レイアウトデザインとは何か？」を整理し、この授業で学ぶこと、目指すものを確認する。今日のレイアウトデザインにつながる代表的・歴史的な事柄や作品をたどる。

レイアウトデザインの基本的構成要素（1）点
レイアウトデザインの基本的な構成要素の最小単位である「点」に着目し、事例を交えて解説、演習を通してその効果を実感し、構成要素への理解を深める。

レイアウトデザインの基本的構成要素（2）線
レイアウトデザインの基本的な構成要素の最小単位である「線」に着目し、事例を交えて解説、演習を通してその効果を実感し、構成要素への理解を深める。

レイアウトデザインの基本的構成要素（3）⾯
レイアウトデザインの基本的な構成要素の最小単位である「面」に着目し、事例を交えて解説、演習を通してその効果を実感し、構成要素への理解を深める。

レイアウトデザインのための構成の基本（1）構成と構図①
構成要素をどう組み上げるか、それをどう画面に落とし込むかという、レイアウトデザインを行うにあたって基礎となる考え方を理解し、演習を通して実践する。

レイアウトデザインのための構成の基本（2）構成と構図②
画面に構成要素をレイアウトしていく際、いろいろな視覚効果が起きる。その理解と、構成をする際のヒントとなる知識を学び、演習を通して実践する。

レイアウトデザインの基本的構成要素（4）色
色彩の基礎的な知識を確認し、その効果を理解したうえで使えるようにするための解説と演習。まずはモノクロームの画面に1色足してみましょう。この日は後半をミニテスト的な扱いとしますので、緊張感を持って集中して制作してください。

レイアウトデザインI 最終課題講評
第７回の授業で提出してもらった課題を出来る限り全員講評します。（受講人数により全員分が難しい場合もあります）

下記の道具を用意するようにしてください。また、PC、タブレット等の持ち込みを禁止します。特別な理由があってどうしてもPCやタブレットが必要だという場合は個別に相談してください。

★デジキャンで毎週持ち物などの連絡をしています。メールは必ず見るようにしてください。

【持参用具】
・カッター
・筆記用具
・ボールペン、サインペンなど消えないペン
・30cm程度の定規
・A4程度のカッターマット
・のり
・三角定規、コンパスなどの製図用具

※授業内容は、受講生の皆さんの理解度や様子を見て変更することがあります。

教科書はありません。毎回の授業のあとに、復習・補講用の授業スライドのPDFを配布します。

質問や連絡事項がある場合は下記まで。
ayaka_abe@dhw.ac.jp