シラバス情報

授業コード
51210001
講義名
美術解剖学 I 【セット履修】
開講時期
2025年度1Q(前期)
科目分類
教養
科目分野
基盤
教員名
上滝 玲子
実務家教員
履修年次
2〜3
単位数
1.00単位
曜日時限
月曜4限

授業概要
人体の基本構造である骨格を学び、人体を描く、造形する際に説得力のある表現を目指す。
到達目標
この授業では人体の骨格、特に頭蓋と体幹部の骨格を中心に学ぶ。
人体の骨格を理解し、絵画やイラスト、3DCGや立体造形において人体を自由に表現できることを目指す。
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
試験50%、平常点(授業への出席率や態度)50%で成績をつける。
試験は授業ノート参照可。
※出席率70%未満は、成績付けをおこないません。(出席率は、試験日も含まれます。)
期末試験の内容
授業内容を総合した筆記テスト
課題の内容

授業内容
第1回
美術解剖学とは何か。人体表現や解剖の歴史と、基本的な人体のプロポーションや基本区分について学ぶ。
第2回
骨学と関節学を中心に学ぶ。今後の授業で必要になる基本的な用語や知識、骨の構造と種類、関節の種類とはたらきについて解説する。
第3回
頭蓋骨について学ぶ。頭蓋を構成する骨と関節について、男女差や年齢差なども合わせて解説する。
第4回
脊柱について学ぶ。体幹の骨格の内、脊椎を構成する頸椎、胸椎、腰椎それぞれの形態の違いと、連結した状態での脊柱のはたらきを理解する。
第5回
胸郭について学ぶ。胸骨と肋骨について、前週の脊柱と合わせて詳しく学ぶ。また、胸郭全体で見た際の構造と、呼吸のメカニズムを理解する。
第6回
骨盤について学ぶ。骨盤を構成する仙骨と尾骨、寛骨の形状と関節を理解する。また、ヒト骨格において男女差が顕著な部位である点も解説する。
第7回
これまでの授業のまとめを行う。頭蓋骨、体幹、骨盤について復習し、交連した状態での関節を理解する。
第8回
これまでの授業のまとめとしてテストを行う。

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)
授業内で骨や筋の図をスケッチしてもらう事があるので、各自必要な筆記用具を準備しておくこと。

参考文献
「Artistic Anatomy (Practical Art Books) 」(Paul Richer著、Watson-Guptill刊)
※大学での教科書販売はありません。

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