シラバス情報

授業コード
51240001
講義名
美術解剖学 IV 【セット履修】
開講時期
2025年度4Q(後期)
科目分類
教養
科目分野
基盤
教員名
上滝 玲子
実務家教員
履修年次
2〜3
単位数
1.00単位
曜日時限
月曜4限

授業概要
人体を構成する筋肉について学び、人体を描く、作る際に説得力のある表現を目指す。この授業では特に上肢と下肢の運動における、それぞれの筋肉の役割や、体表のシルエットを形成する筋肉について学習する。
到達目標
美術解剖学IIIを学んだ次のステップとして、人体の骨格を理解したうえで筋肉について学ぶ。習得した知識を利用して絵画やイラスト、3DCGや立体造形において人体を自由に表現できることを目指す。
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
試験50%、平常点(授業への出席率や態度)50%で成績をつける。
試験は、授業ノート参照可。
※出席率70%未満は、成績付けをおこないません。(出席率は、試験日も含まれます。)
期末試験の内容
授業内容を総合した筆記テスト
課題の内容

授業内容
第1回
上肢の筋について学ぶ。特に上腕のボリュームを作る筋や、回内・回外運動を行う筋を、骨格の授業を復習しながら学習する。
第2回
手の筋について学ぶ。手の運動に関わる筋と腱を理解する。
第3回
下腿の筋について学ぶ。骨盤の筋とも関わるため、骨格やIIIの授業内容を復習しながら進める。
第4回
足の筋について学ぶ。人体を支える足の筋について、手と比較しながら学習する。
第5回
ここまでで学んだ人体の骨格筋について全体の復習とまとめ。
第6回
心筋と平滑筋(血管、腹部内蔵の筋)を学習する。
体表から観察できる静脈と皮膚、脂肪層についても解説する。
第7回
人体の外形、裸体から観察できる骨格筋のポイントと、耳介や鼻など、軟骨部の形態について学ぶ。
第8回
これまでの授業のまとめとして、IVの授業内容を中心としたテストを行う。

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)
授業内で骨や筋の図をスケッチしてもらう事があるので、各自必要な筆記用具を準備しておくこと。

参考文献
「Artistic Anatomy (Practical Art Books) 」(Paul Richer著、Watson-Guptill刊)
※大学での教科書販売はありません。

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