シラバス情報
教員名 : Olga
科目名
スペキュラティブデザイン特論
科目カテゴリ
専門
科目モジュール
応用・実践
科目系統
E
開講時期
2Q
開講曜日
土曜日
開講時限
3限、4限
担当教員
Olga
定員
25名
単位数
1単位
授業概要
スペキュラティブデザインをベースに被服心理学を融合させた、未来の社会・文化における衣服の可能性を探求する
スペキュラティブデザインの手法を用い、現実の課題や未来の仮説に基づいて衣服の役割を再考し、新たなデザインのビジョンを描く
また、被服心理学の視点から、衣服が個人の心理や社会的行動に与える影響を深く理解する
到達目標
(1)スペキュラティブデザインの理論と実践を習得し、未来の衣服デザインを創造するスキルを身につける。
(2)ファッションと被服心理学の基礎知識を応用し、衣服と心理の相互作用を分析できるようになる。
(3)社会的、文化的、技術的要因を考慮し、より良い未来を築く衣服デザインの提案力を養う。
キーワード
ファッションテック、ファッション、ファッションデザイン
回数
タイトル
内容
実施方法
第1回
基礎理論
スペキュラティブデザインとは何かを学び、被服心理学の基本概念である衣服の自己表現、社会的役割、心理的影響について理解を深めた上で、「衣服が未来に果たす役割とは?」をテーマにディスカッションを行う。
遠隔授業
第2回
服作りのプロセスとファッションデザインの原点
基本的な服作りのプロセスと、ファッションデザインについて学ぶ。新旧のファッションの定義の変化や、テクノロジー、サスティナブル素材など多様化する表現について知る。
遠隔授業
第3回
未来社会の課題と衣服
気候変動、ジェンダー問題、技術進化などの未来の課題を考察し、スペキュラティブデザインの実例を通じて未来の衣服の可能性を探った上で、「未来社会で必要な衣服とは?」を題材に自身の探究したいテーマを考える
遠隔授業
第4回
衣服と社会的相互作用
衣服が人間関係と社会的役割に与える影響について考察し、第一印象やステレオタイプの形成、さらには宗教、伝統、テクノロジーなどグローバル文化における役割を学んだ上で、「衣服でジェンダーを再定義できるか?」を仮テーマにディスカッションを行う。
遠隔授業
第5回
デザインインターバル応用
最終課題のフォーマットを応用して仮テーマを決定し、心理的要素と未来の課題を組み合わせたコンセプトメイキングに留意しながら、これまでの学びを活用した未来の衣服プロトタイプデザインを生成する。また、チームでアイデアを共有してフィードバックを得る。
遠隔授業
第6回
デザインインターバル実践
最終課題のフォーマットを応用して仮テーマを決定し、心理的要素と未来の課題を組み合わせたコンセプトメイキングに留意しながら、これまでの学びを活用した未来の衣服プロトタイプデザインを生成する。また、チームでアイデアを共有してフィードバックを得る。
遠隔授業
第7回
コンセプトと目指す未来
最終課題の自身のテーマを通して、未来に向けてどのようなメッセージを込め、どのようにアイディアをヴィジュアライズするのかを考える。生成AIを多用したプロトタイピングなどケーススタディを交えて考察する。
遠隔授業
第8回
最終課題発表と講評
全7回を通して学んだ成果の発表、プレゼンテーションを行う。授業にて総評し、最優秀賞などを決める。
遠隔授業
授業形式
講義形式および演習形式
成績評価方法と基準
5段階評価(S〜D)
(1)参加発言内容(50%)
(2)提出課題(50%)
履修条件と留意事項
状況に応じて授業内容が変わる可能性がある。
授業の進行によっては各回での授業内容が前後する可能性がある。
遠隔授業としているが、場合によってはハイフレックスになる可能性もあるため、事前の確認をする必要がある。
教科書
なし
参考文献
特になし