シラバス情報
教員名 : 金築 浩史
科目名
メディアアート特論
科目カテゴリ
専門科目
科目モジュール
基礎・理論
科目系統
A
開講時期
3Q
開講曜日
金
開講時限
8限
担当教員
金築 浩史
定員
80名
単位数
1単位
授業概要
メディアアートの作品は、アート全体の中では比較的浅い歴史しかないが、その技術が日進月歩であることから様々な形態を持ち変化してきた。この授業では、メディアアートの展覧会がどのように作られるかを、展覧会エンジニアの一連の仕事の視点で概観する。異なる場所でどのように設置するか、どこまでが既存でどこを新しく作るか、作家がいない設営や撤収はどうするかなど、様々な状況に対応する必要がある。さらにその未来像を模索することで、自らの企画に活用し、実践を試みる基礎とすることができるようにする。
到達目標
(1)メディアアートの作品が大まかにどのようにして展覧会などで展示されていくのかを知り、自らの企画に活用することができる。
(2)展覧会エンジニアという仕事があること、またどのような仕事をしているかを知り、自らの企画に活用することができる。
(3)ひとつの展覧会の中でも様々な仕事のかかわり方があることを理解し、自身がどのようなかかわり方が最も適しているかをを模索することで、自ら実践を試みる基礎とすることができる。
キーワード
メディアアート、展覧会エンジニア、展示技術、準備と設営、企画と実践
回数
タイトル
内容
実施方法
第1回
展覧会エンジニアの仕事とは
メディアアートを対象とする展覧会エンジニアの仕事とは何かを概観する。
遠隔授業
第2回
初めての仕事と初めての海外作家との仕事
最初期の展覧会の仕事と初めての海外作家との仕事を解説する。
遠隔授業
第3回
メディアアートの展覧会
ARTECでの仕事とICCでの展覧会について具体的に解説する。
遠隔授業
第4回
ひとつの展覧会のはじまり
メディア芸術祭でのかかわり方の初期段階について解説する.
遠隔授業
第5回
ひとつの展覧会での会場プラン
メディア芸術祭での会場プランについての仕事について解説する。
遠隔授業
第6回
ひとつの展覧会での各作品の準備と設営
メディア芸術祭での各作品でのかかわり方について解説する。
遠隔授業
第7回
ひとつの展覧会での作家の関与が少ない展示
メディア芸術祭でのウェブ展示や映像展示について解説する。
遠隔授業
第8回
撤収から未来につながるところ
メディア芸術祭の撤収と、将来の展覧会を模索し、議論し、まとめる。
遠隔授業
授業形式
講義形式
成績評価方法と基準
5段階評価(S〜D)
(1)毎回の課題(40%)
(2)最終レポート(60%)
履修条件と留意事項
各回の内容や順序は、都合により変更されることがある。
教科書
なし
参考文献
特になし