シラバス情報

授業コード
27110002
講義名
リアルタイムグラフィックス技術
開講時期
2025年度4Q(後期)
科目分類
科目分野
教員名
ヤーッコ サーリ
実務家教員
履修年次
単位数
1単位
曜日時限
月曜4限

授業概要
Unreal EngineとAdobe Substance 3D Toolsを駆使したイマーシブなリアルタイム3Dコンテンツの制作
このコースでは、Unreal Engineの最新技術を使用してよりリアルなリアルタイム環境とエフェクトを作成する方法、およびリアルタイム用に最適化されたカスタムアセットについて学習します。本コース修了後には、カスタム・インタラクティブ・ブループリント・ベースのオブジェクトやレベルを作成し、最終的にプロフェッショナルなUIを備えた没入感のあるインタラクティブなアプリを構築できるようになります。 授業の内容にはVRコンテンツの作成、VRスカルプティングを使用したカスタムアセットの作成も含まれます。授業にはご自身のワークステーションをご持参ください。
到達目標
・この授業では Unreal Engine 5 使い方を学びます。Unreal 5のブループリントプログラミングを使用し、ゲーム・リアルタイムコンテンツのために必要なパーツの創作と、Unreal 5の様々な機能を駆使して、ビジュアルエフェクト、シーンセットアップ、環境とポストプロセシングも習得することができます。
・ VR スカルプティング機能を備えた Adob​​e 3D Substance ツールセットを学びます。
・ この授業では特にゲーム以外の映画コンテンツに重点が置かれており、そのため、この分野においてフルタイムの仕事が得られる可能性が高くなります。
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
課題、授業参加態度
期末試験の内容
課題の内容

授業内容
第1回
ダイナミックな照明とスタティックな照明
- ルーメンと静的照明のセットアップの違い
- 静的照明を使用したVR用シーンの最適化
- 静的照明を使用したインテリアレベル
- ルーメンのベストプラクティス
第2回
映画的照明
- 本物の照明を理解する
- CG照明のベストプラクティス
- スタジオ照明
- 自然照明 Natural lighting
第3回
ポストプロセス I
- カラーコレクション
- Substance PainterとUnrealのカラーマッチング  
- ポストプロセスの色設定
第4回
ポストプロセス II
- ポストプロセスの素材
- ポストプロセスを使ったワールド崩壊エフェクトの作成
- ポストプロセス素材を使ったトゥーンシェーダーの作成
第5回
インタラクティブなプロジェクトの作成 I
- Unreal Engineを使用したインタラクティブアプリの作成
- ターゲットプラットフォーム向けのビルド  
- プロジェクトの最適化
- レベルBPフロー
第6回
インタラクティブなプロジェクトの作成 II
- ユーザー入力
- コントローラ入力設定
- ユーザーインターフェースの作成
第7回
インタラクティブなプロジェクトの作成 III
- トラブルシューティング
- プロジェクトのテスト
第8回
プレゼンテーション
- 学生が各自作品を発表

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)

参考文献
※大学での教科書販売はありません。

教員連絡先