シラバス情報
教員名 : 増山 修
授業コード
52180001
講義名
美術史
開講時期
2025年度4Q(後期)
科目分類
教養
科目分野
知の源泉/表現
教員名
増山 修
実務家教員
履修年次
2〜4
単位数
1単位
曜日時限
水曜2限
授業概要
美術は、その背景にある社会や科学技術、信仰の産物でもある。本科目では、西洋と日本の基本的な美術史の流れを知るだけでなく、歴史全体における美術の役割や価値を、複数の視点から俯瞰して見る力を身に着ける。また、映像やデザインに関わる現代のクリエイターにとって自身の表現のルーツを知ることで、これから取り組むべき課題を考える。
到達目標
(1)様々な美術作品の背景にある歴史的事象を理解する。
(2)現在自分が関わっている技術や表現のルーツを理解する。
(3)これからのクリエイターとしての自分の役割を見出せるようにする。
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
⑴講義内容について200字から800字程度の感想レポートを提出し、その内容に点数が付けられる。
⑵感想レポートの点数を合計したものを総合点とする。
⑶感想レポート提出回数4回以下は単位認定対象外とする。ただし5回以上であっても総合点によっては単位認定対象外となる場合がある。
⑷送付エラー、他者の写しなど不正のあるもの、講義内容と無関係の感想レポートは、無効になるので注意すること。
期末試験の内容
実施しない
課題の内容
実施しない
授業内容
第1回
【古代中近東の美術】
文明の起源を取り上げるとともに、旧約聖書の成立と美術や思想との関係について理解する。
第2回
【古代ギリシャ・ローマの美術】
古代の写実表現を取り上げるとともに、新約聖書の成立と美術や思想との関係について理解する。
第3回
【中世の西洋美術】
ルネサンス以前のヨーロッパ美術と、影響を与えたイスラム文化について理解する。
第4回
【近世の西洋美術⑴】
ルネサンス時代の制作体制を取り上げるとともに、宗教改革による社会と美術への影響を理解する。
第5回
【近世の西洋美術⑵】
ヨーロッパの覇権国の移り変わりを取り上げるとともに、資本主義と美術の関係を理解する。
第6回
【近代の西洋美術】
工業社会とアートマーケットの成立を取り上げるとともに、近代的自我と美術との関係を理解する。
第7回
【日本の美術(古代から中世まで)】
古代から中世の日本美術の中にある独自性と、海外との接点や共通性を理解する。
第8回
【日本の美術(近世から現代まで)】
近世から現代の日本美術の中にある独自性と、海外との接点や共通性を理解する。
購入が必要な教科書
書名
なし
著者
出版社
ISBN
備考
教科書以外に準備するもの(画材・機材)
特になし
参考文献
「アートバイブル」日本聖書協会 ISBN-10 : 4820242148
「聖書 新改訳」いのちのことば社 ISBN-10 : 4264037212
「美しきもの見し人は」堀田善衛 ISBN-10 : 4101087067
※大学での教科書販売はありません。
教員連絡先
contact@inspired.jp